開催レポート

60周年記念連続セミナー第一回、たくさんのご参加ありがとうございました。

セミナーの様子

東京法律事務所創立60周年記念連続セミナー第2回「集団的自衛権で日本はどうなる?
―現代の戦争から考える私たちの未来―」は、前回を上回る192名の方々にご参加いただきました。ありがとうございました。

◆現代の戦争の被害の実態

セミナーの様子

ジャーナリストの志葉玲さんからは、写真・映像を交えてガザやイラクの現状が紹介されました。志葉さんは、どの紛争地域にも必ず「普通の人」が住んでいて、「普通の人」が犠牲になっていると言います。志葉さんが撮影した、子どもたちが犠牲になった写真の数々、そしてそれを葬る家族の嘆きには思わず目を背けたくなります。そうした被害の残酷な実態は日本ではほとんど報道されませんが、日本も無関係ではありません。日本では、平和憲法のもと戦後維持されてきた「武器輸出3原則」が撤廃され、今後、イスラエルに輸出されるF35戦闘機の部品のうち40%が日本製になり、日本製の武器がガザで暮らす人々が、子どもたちが殺されることになると志葉さんは指摘します。

◆平和的生存権には「殺さない権利」も
みずからが攻撃を受けていないにもかかわらず「他国防衛」のために集団的自衛権を行使するというのは、日本がアメリカやイスラエルといった他国の戦争に参加し、「加害者」になることを意味します。坂本弁護士と大竹弁護士からは、集団的自衛権行使というものがこれまでの政府の見解とも全く整合しないものであること、歴史的に集団的自衛権が大国による他国介入の口実として使われてきたことが指摘されました。志葉さんは言います。憲法前文の平和的生存権には「殺されない権利」だけではなく、「殺さない権利」もある。戦争に加担しない・人を殺さないという意味での「平和的生存権」を日本人は主張していくべきである、と。

セミナーの様子

◆本当の積極的平和主義とは

セミナーの様子

では、日本に求められる本当の「積極的平和主義」とは何でしょうか。それは「宗派間の和解をさせること」と志葉さんは言います。ISがイラクで台頭した背景には、イラク戦争があります。イラク戦争後にアメリカが支援したシーア派を中心とするイラク政権は、スンニ派を弾圧しました。ISが台頭した地域は、イラク政権が弾圧した地域と重なります。スンニ派住民の不満がISの台頭を許したのです。日本がイラクの宗派間対立をおさめるために動いて、「平和国家日本が言うなら争いを収めよう」という気運をつくることができたなら、それこそが日本しかできない大きな国際貢献となる。志葉さんの訴えは、現場を知る方ならではの強い説得力がありました。

感想のご紹介

◆第1部 志葉玲さんの「ガザ地区の現地報告」はいかがでしたか?

  • ●毎日のようにネットなどでのニュースに対するコメントやリアルタイムでの実況コメントを見るにつけ、命の尊厳に対する見方の軽さ、他人事のような実感のなさを感じずにはいられません。確かに日本人がそのような体験をしている人は稀有でしょうが、自分の身に置き換えてみたら、という想像力の貧困さが顕著のような気がします。それだけに今回の報告、映像、特に遺体の写真はグッと胸に来るものがありました。志葉さんの仰る通り自衛隊派遣に賛成の人にもその点に想いを持って欲しいし、そうなった場合、自分も同じ立場になる覚悟はあるのか?と問いたいです。
  • ●リアルに伝わってきました。日本の国民に戦争の実態を知ってほしいと思う。また私ももっと勉強する必要があると感じました。
  • ●現地での医療スタッフとして働きたいと考えて看護を学んでいるので、改めてガザ地区は子供や女性が犠牲になっていることに心が痛みました。その中でも、パレスチナの自由を願う女性の姿、悔し涙を流す少年の姿が印象に残りました。また、志葉さんが乗っている車が攻撃により大きく揺れて撤退せざるを得ないのを見て、その瞬間どんなに悔しかっただろうと思いました。ガザ地区で生きる方たちの願いが心に伝わってきました。これ以上大切な命が失われないように、そのために少しでも力になれる人間になりたいと強く思いました。ジャーナリストの仕事の厳しさを感じた1時間であした。ありがとうございました。
  • ●実態を知ることができた。これが本当のメディアの役目だと思う。パレスチナ人の女の子の歌が印象的だった。涙が出ました。日本のマスコミで遺体を出さないのは、戦争反対の声の抑制の意味もあるのではないかと思った。
  • ●戦争について、なかなかふつうに生活していると本当の情報が伝わらないので、実際に戦地での取材をした志葉さんのお話と映像は、考えさせられました。
  • ●知らない戦場の現状を知ることができました。非人道的な戦争を黙認してしまうような国際情勢も大きな問題であることも認識しました。
  • ●戦場はやはり酷い。戦争を知らない世代ではあるが、日本が巻き込まれる‐積極的平和主義(安倍首相)-危険がある。戦場ジャーナリストが絶滅危惧種とは残念。
  • ●実際の戦場をみた経験にもとづくお話はたいへん説得力がありました。
  • ●目をそらさずに生きていこうと思います。できることを探していきます。
  • ●とても感動しました。戦争の愚かさに涙がでました。日本の平和と世界の平和をつくるため、できることをやっていきたいと思いました。志葉さんの活動に深い敬意を表します。これからも危険で大変ですが、世界の戦争で苦しむ人々の声を伝えるために頑張ってください。そして、お体を大切にご活動ください。本当にありがとうございました。
  • ●現実は見る、聞くことを直接接してよかったです。周期的に壊滅的破壊をすることは許せない。
  • ●素晴らしい話、ありがとうございました。「ガザ 繰り返される虐殺」を家族で読みたいと思い購入。
  • ●情報鎖国である今の日本で、大手メディアが取材しないことを命がけで戦場に行き、ガザの現実やジャーナリストの苦労を話してくれた。
  • ●テロはもちろん許されませんが、テロを生み出す原因、不平等に目を向けることの必要性を学びました。日本において、人質事件、ISISのひどさは報道されるけれど、イスラエルのガザ、パレスチナに対する非道な行い、米軍や有志連合によるISIS支配地域への空爆についての報道がとても不足している。メディアの責任は大きいと感じました。
  • ●遺体を見る。戦場における死を見る。殺し殺されることの本質を目をそらさないで見ることの大事さを知った。身体に気をつけて頑張って欲しい。発言し続けてほしい。
  • ●思っていた以上にひどい状況にびっくりした。日本が加害者の一部になることは許されないと思います。平和的生存権を確認します。
  • ●非常にショッキングでした。ガザの状況がこれほど悲惨だとは思いませんでした。話し方も明瞭でわかりやすかった。
  • ●冒頭、大手企業のジャーナリストはいちばん危険なところでの取材をしない、できないとの話をされていた。私たち一般の庶民は今日のような講演を自ら足を運んで聞かない限り真実を知らないままで過ごさせられているのだと、目隠しされていることに本当に怒りを感じた。「自分には涙を拭いてくれる人もいないのだから泣かない」と少女が歌っていた。なんて悲しいことだろう。親にだきしめてもらいたいだろうに。
  • ●死者を見るのに慣れないと言っていたが、慣れてしまわない感性を持ち続けて欲しい。戦場ジャーナリストの役割が大きいことが分かった。
  • ●殺されない権利、という話は、印象的だった。人があんなに簡単に殺される世界はおかしい。
  • ●PeaceNight9にて講演を聞きました。本日も訴えていた平和的生存権につきまして、再び心に刻みつけることができました。本日は写真集も購入しましたので多くの人々に伝えていきたいと思います。
  • ●日本が戦争をしないことは当然のことながら日本製の部品を使用した武器で戦争が行われるということも許されません。日本は徹底して平和主義を貫くべきです。攻撃されて破壊された映像ですら、亡くなった子や身寄りの無い泣く子、病院で痛さで泣き叫ぶ子の姿は見るに堪えられません。イスラエルの人道違反を繰り返しているのは、戦争という状態が人を異常にするからだと思います。志葉さんの身に危険なことが起こらないように祈っています。
  • ●青年が現実を伝えていただいて、感謝。行かないとわからないことを、これからもぜひ伝えてください。
  • ●深く、深く考えさせられました。戦争に加担したくない日本人の一人として、これからどうすればよいものかと。
  • ●貴重な報告にショックを受けました。二人の日本人がイスラム国に殺された直後だけに考えさせられます。安倍首相に聞かせたいです。
  • ●現地で実際に取材された事実の大きさを重く受け止めました。以前に高遠さんの講演を聞いたことがありましたが、知らされない戦地やイスラエルによる無差別攻撃の状況を伝えてくれる人がとっても大事。知ろうとすることも大事。来てよかったと思いました。
  • ●マスメディアでは取り上げられない現実を見聞きし、とても痛ましいですが、知らなければいけないと思いました。日本が戦争に加担しているという事実は許しがたい。何とか声を上げなければという思いを強くしました。
  • ●戦争の実相がよくわかった。フリーランスのジャーナリストが戦場へ入らないと日本国内の人々は全く実態を知り得ない怖さがある。
  • ●現場にいらっしゃるだけにとてもお話に説得力がありました。
  • ●日本人としての責任を痛感しました。
  • ●戦争の実態は弱者が犠牲になるということをもっと知ってもらわなければならない。今日の話を聞いて戦争に賛成する人がいると信じたくない。こういう実態を直視しなければならないが、今のマスコミに期待できないのでこのようなセミナーが大事だと思う。
  • ●予想はしていましたが、それを超える悲惨さに息苦しくなりました。イスラエルの非道、アメリカや大国と言われている国々の身勝手さにあきれています。日本が同じ道を歩むことは絶対阻止しなければと思います。
  • ●真実の報道は力がある。これからも頑張ってください。
  • ●最近、ガザ地区の報道が少なくなってきましたので、大いに考えさせられました。
  • ●ISISの件やイラク戦争のことももっと知っていきたいと改めて思いました。
  • ●たいへん勉強になりました。人のいのちが武力によって閉ざされるとはどういうことなのか、と考えさせられました。大学教授をしていますが、人が殺されるには仕方ない、武力攻撃も仕方ないと簡単に言う学生がいます。36歳ですが自分が学生の頃からすると、より保守的になっています。そういう学生と対話するとき、今日の志葉さんの想いを伝えていけたらと強く思います。
  • ●とてもショッキングな内容でしたが、何が起きていたのかを知ることができてとても勉強になりました。
  • ●いつになったら終わるのかもわからない中で、家族を奪われ、家を殺され、仕事も奪われ、苦しめられる民間人がたくさんいることを知り、実際の写真や映像も見て、すべてが衝撃でした。F35の部品をはじめとして武器の輸出によって戦争に加担する国になってしまうことは、戦争する国づくりへと必ずつながってしまうと思いました。
  • ●イスラエルのやっていること、漠然とは知っていたつもりですが。「伝える」ということの力を感じました。戦争の悲惨さ。言葉ではわかっているつもりでも、動画で、写真で目の当たりにすると、自分が無関心だったことに気付かされます。日本はいま、そうした行為に加担する立場を明白にしていっているのだということまでは、まったく考えが及んでいませんでした。ありがとうございました。
  • ●貴重な映像とお話を聴くことができました。映像は、破壊された街や、亡くなられた方の遺体の状況がかなり悲惨でショックが大きかったです。人質事件の後の講演だった為、話がより緊迫して感じられました。印象に残った話が2点あり。一つ目が、日本が武器を輸出する=間接的殺人を行うことになる。二つ目が、人を殺す権利はない→人を殺さない権利もある、です。

◆弁護士からの情勢報告、志葉玲さんとの鼎談はいかがでしたか?

  • ●イラク国内における部族、宗派間対立において具体的にはどのようなアプローチが可能なのか、なぜこれまでこうしたアプローチが実現されていないのか、また実現にはどんな点が難しいのか、さらに知りたいと思いました。今後、このような内容について詳しくお話が伺える企画などお願いします。
  • ●日本のできる国際貢献と9条の持つ意味を平和外交についてもっと自信を持たねば、と思います。積極的平和外交の本当の意味について聞けたことは本当によかったです。
  • ●現場体験から発する問題提起、物事の考え方、事故の検証、これからの方向、力を得ました。
  • ●とても勉強になりました。すごくわかりやすかったです。現在の日本のあやうさ、そのために何が私たちにできるのか、それは武力を使わず、和解していくということがわかり、ずっと考えていたことのヒントがもらえました。友達にも今日学んだことを伝えようと思います。充実した時間をありがとうございました。
  • ●日本の役目、私たちにできること、久しぶりに希望を見いだせることができたお話でした。まだまだ遅くはないんですね。この1年がふんばりどころ。ふんばって、逆に良い方向へ進めるように頑張らなければいけないと思いました。
  • ●集団的自衛権を認めることになる日本のデメリットについて、多く知れました。日本にしかできない積極的平和主義についても興味深かったです。
  • ●志葉さんの命がけの取材は平和に大いに貢献すると思いますが、なかなかメディアに現れないのは残念。
  • ●集団的自衛権を認めず、9条を守ることによって得られる利益がとても大きいことを実感しました。それらを放棄してまで「ふつうの国」になるメリットはないと思います。
  • ●現地での様子、法律の話、両方から固められたようで、とても有意義でした。
  • ●志葉さんの幅広い活動を反映して、的確な回答、反証を聞いて、頼もしく思った。今後のご活躍を期待しています。質疑を丁寧に答えていただいて感謝しています。
  • ●法的にはどうなのか、普段とは異なる視点での一連の物事をとらえることができたので、良かったです。
  • ●憲法を守り生かすことの重要性がわかった。
  • ●日本ができる平和外交、まったく同感です。
  • ●自民党政府は、人質事件を口実に海外で自衛隊の軍事活動をできるようにしようと動いていると私は思っている。憲法9条を守る戦い、戦場の実態を知り、語ることが必要だと思う。
  • ●数年前、日本の石油会社の社員が殺された事件にもかかわりますが、フランスもマリやリビアに軍事介入しており、そのことと今回の事件は無縁ではないことが、日本の報道でほとんどわからない、そのことも問題だと思う。日本の私たちにできることとして、イラクの宗派対立の和解を助けること、平和外交、というハイツ源に、感銘を受けました。良心的なメディア人を励ますことも大切だと思いました。
  • ●イラク戦争での米軍、戦後のイラク政府の悪行についての検証、国際的に非難されるべきと強く感じました。日本が中東でイメージを悪くしつつあることにショックを受けています。外交関係により積極的に注力していくべきだという点に共感を持ちました。
  • ●問題を少しはわかっているつもりでしたが、不十分なのがよくわかりました。さすがに周りでも、明らかに危険な方向に進んでいるという声が増えています。まともに伝えられないうちにもっと進んでいることがよくわかりました。
  • ●志葉さんの発言「戦争のカゲにはウソがある。これをあばくのがジャーナリストの仕事」これはありがたい発言。
  • ●日本はなぜアメリカを支援して殺人を行うか?重い発言です。平和国家の日本のイメージを壊さない。直接殺人を行わなくても、殺人と同等の結果を招く。恐ろしいことだと思います。民族間、宗派間の争いをどう解くのか?
  • ●武器輸出、秘密保護法など安倍政権が右傾化しているのに改めて気づきました。
  • ●90年からの法制化の流れや安倍政権のもくろみなど勉強になりました。イラクの実態や、憲法9条を生かした外交など日本が果たすべき役割などについて深まりました。
  • ●イラクで自衛隊の負傷した人、自殺した人と、ベトナム戦争時の帰還兵とだぶる。PTSDが起きるだろう。誰にとっても人格破壊だと思う。
  • ●法律を歴史的にみると少しずつ改悪されてきたのがよく分かる。「イスラム国」の起因がイラク戦争遂行した米軍にあるということがシーア派、スンニ派に対する対応にあるとの指摘が大事。
  • ●集団的自衛権では、何も守れないことが実感としてわかった気がする。
  • ●イラク戦争や安倍首相の発言による日本の平和ブランドが削られていると伺い、大きな不安を感じました。中東の地域からは広島・長崎の歴史を持つ国として、戦争放棄の日本として信頼をいただいていたことは誇りだと思います。既に日本は裏切り者になってしまっていることを重く受け取め、遠くても信頼を取り戻す活動を行いたいと思います。
  • ●当時もよくないと思っていたが、自衛隊のイラク派遣はろくでもなかった。あれが集団的自衛権につながる雰囲気作りのひとつだと思う。戦争を避けたければ、戦争になりそうな雰囲気を作り出さないことが必要だと思う。普段、何気なく戦場に生きている人々のことは考えますが、このように実際戦場を取材してきた方の話を聞き、映像を見て、今日、もっと真剣に考えました。正直、日本に生まれてよかったという思いもありますが、地球上の戦争に無関心ではいられません。
  • ●毎日が楽しくて楽しくて、るんるんしていた学生時代(1991年)からすでに日本が戦争できる国に動いていたことに気づかされショックでした。PKOのことなど、当時の私ももちろん反対でしたが、その後20年を経て、ここまでひどい国になってしまったことに恐ろしい思いです。
  • ●集団的自衛権の危険性を痛感しました。行使されれば沖縄が第一に被害を受ける気がします。
  • ●以前に、婦民の会で坂本修弁護士のお話を伺ったことがありました。闘いに挑むように、あの時は、講演直前にバタンと資料をまとめた姿(私は音楽の演奏中だったのですが)を思い出します。若い弁護士さんが引き継いで9条のある憲法を支柱にして戦争しない国であり続けるための運動もしていること、力強く思います。私たちの力はまだまだ。小さくても続けていくこと、広げていくこと、大切だなと思いました。待っていても、世の中は良くならないので。自民党を退場させたいと思います。特に安倍首相を。
  • ●日本にできること、一人一人ができることについてのヒントを聞くことができてとてもよかったです。
  • ●平和国家日本だからこそできる事という結論に納得。
  • ●フランスの武器の見本市に、昨年日本が初出展したドキュメントをみて愕然としましたが、今回の40%メイドインジャパンの戦闘機がイスラエルに輸出されるときいて、本当にいやな気分になりました。ガザの現状に本当にかなしくなります。
  • ●現在のイスラム国の始まりがイラク戦争にあることをあらためて認識した。旗を立てろと言われてホイホイ行った日本はバカである。集団的自衛権を行使した結果をイマジネーションできない政府は不要。平和な日本というイメージから日本ができる貢献、この言葉の重さをかみしめたい。
  • ●国会のテレビ中継はよく見ていますが、政府がしようとしていることを正しく理解しなければと痛感しました。
  • ●恐怖です。今までこんなに平和だった日本をなぜ壊す必要あるのか。自民党を応援する国民、無関心な国民に憤を感じます。サッカーの対戦相手にもなったりするので、そこまで酷い状態だとは考えにくいところもある。
  • ●イラクの真実について知らなかったことばっかりでした。結局は武力に頼る統治のありかたが、ISISを生み出したのだと知ることができ、目からウロコでした。学生たちに伝えます。他にも、メディアの自殺、平和外交など、参考になることばかりでした。ありがとうございます。
  • ●ジャーナリスト発信のニュースはたくさんチェックしていたのですが、弁護士の方からの話もわかりやすく、勉強になりました。
  • ●知らないことがたくさんあるので、まず中東の歴史について学ぶことから始めようと思いました。実態を知ることで戦争へ反対する想いを強くしたいと思いました。
  • ●質問の直後に、改憲という話が出てきましたが、安倍政権、自民党が狙っているのはこういう国民の世論を作り出すことだろうと思いました。改憲に賛成するという立場でも、しっかり事実や状況を踏まえてから論じないとダメだなと思いました。

◆集団的自衛権についての思いや、今後の企画の要望などありましたらお書き下さい。

  • ●9条軽視と集団的自衛権行使の傾倒が著しい印象(特にネット)を日々感じています。このセミナーを機会に学習を深めてそれに抗する力となれるようになりたいです。表現の自由とその規制(特に漫画、アニメ)について非常に興味がありますが、どうなのかな?
  • ●若い人たち(主に大学生)に戦争の実態をわかってもらう機会を作ってください。政治に関心を持ってもらいたいと思います。
  • ●今、一番大切な憲法と集団的自衛権のことがよくわかった。
  • ●集団的自衛権について、よくわからないな、というのが本音です。私たちには知らないこと、知ろうとしないことが多すぎると思うので、そのきっかけをつくる企画を期待しています。
  • ●私たちは9条に守られていることを忘れていました。今度は私たちのほうが9条に恩返しをする番がめぐってきました。
  • ●道理がない。やめてほしい。
  • ●絶対にやってはならないことを再確認できた。
  • ●私も、平和についての想いは強いので、今後も機会あれば参加したいと思います。
  • ●若者の貧困が、海外派兵につながります。もちろん、子供の貧困も。若者たちを戦場に送らないためにも、憲法9条を大切に、の運動を広げたいと思っています。
  • ●国民的大集会をできればいいと思います。戦争は絶対ダメですね。
  • ●与党の憲法改正は危険。大いに宣伝する必要あり。このような企画をもっとやっていただきたい。
  • ●絶対反対。平和憲法は、日本一番の宝物です。宝物を壊さないで。今、世論も政治もおかしな方向へ向かっていて、とても怖い。
  • ●安倍政権は、国民の基本的人権、生存権を含めて独裁政治を目指していることを確認できた。その前段としての制度、抑圧のしくみが集団的自衛権の行使、強権化だと思う。
  • ●憲法についてもっと知りたいと思っています。
  • ●日本はすごく危ない道へ踏み出そうとしていると日々思う。9条守らねば。
  • ●ブラック企業問題や、労働問題の法律問題、企業が労働者の再就職活動を妨害している問題等やってほしいです。
  • ●個人的には絶対に反対です。継続的に日本の一般国民に対する理解、周知の活動をお願いします。
  • ●自分は元々ある省庁の一員だったこともあるのですが、約20年前はさすがにもう少しマシだったような気がします。せめてできることだけでもやって、この国の悪い流れを止める努力をしたいと思います。
  • ●集団的自衛権の法制化を止めたい。共闘戦線を築く。外交力で紛争をおさめるような国の姿勢へ改めさせたい。
  • ●もちろんNOです。集団的自衛権は大国が小国を守るために使われるもので、世界一の軍事力を持ったアメリカを日本が守るために使うのはおかしいと思います。
  • ●安保条約や米軍基地の存在について、米軍基地を撤収してもらうためにはどのような活動をすべきか、という企画があればと思います。
  • ●そもそも憲法前文から、平和的生存権を削除する時点で、安倍政権は人の命をものとしかとらえていない。
  • ●これは戦争につながる恐ろしいものだと繰り返し繰り返し伝えていけば日本国民もわたってくると思う。みな戦争は嫌なはずなので。
  • ●日本の中の意見の分断化が進んでいる気がする。これがこわい。
  • ●他国の人たちが傷つくのも絶対嫌です。今のガザ地区の現地報告で、どれだけひどいことが起こりうるのかわかりました。今後の企画としては、若い人、特に子育て世代をターゲットにした企画があると良いと思います。今日、保育があって大変助かりました。参加しやすい企画を今後もぜひ。
  • ●9条を守るためにともに連帯したいと思います。
  • ●社会の格差はますます広がっている。愛国心と批判を許さず目隠しされたような報道がはびこる今は、本当に戦前になりつつあると感じます。ベトナム戦争の時程に、武器輸出反対の声が小さくならないのか?と思います。人の命が奪われている事実を見ていない、学んでいない状況下、歴史を学ぶことの大切さを思います。
  • ●安倍政権のめざすのは戦争をすることによるお金儲けと大日本帝国の復活。日本がそんな国になることには耐えられません。今後は、関心のない人たちにどう伝えるか、を知りたいです。
  • ●戦後日本が築き上げてきた国際的遺産を破壊する一部勢力の動きを許してはいけない。国民運動を形成する手段のヒントが欲しい。弁護士の先生方、お願いします。
  • ●平和憲法を守る、原発反対、集団的自衛権反対、と考える方々はたくさんいらっしゃると思います。これらの方々の気持ちや意志をまとめて何か大きな今の国を動かすような力、ムーブメントをつくれないでしょうか?その一助になるような企画、イベントを期待します。
  • ●とにかく安倍政権を軌道修正すべき。とりあえずは9条をノーベル賞に、と思います。
  • ●この内容を詳しく知りませんでしたが、恐ろしいと思いました。この法律がなくなればいいと。それにはどうしたらいいのか。
  • ●時事に即したセミナーを今後開催して欲しい。
  • ●個別的自衛権の範囲などについてのセミナーをしてほしいです。
  • ●イスラム国の活動により、9条を変えたほうがよいのか、悪いのか、わからなくなった。日本に乗り込んできたときはどうしたらよいのだろうか。不安定な時期なのでまたやってほしい。
  • ●今回はとても素敵な企画をありがとうございました。とても勉強になりました。
  • ●集団的自衛権、特定秘密保護法、日本版NSCなど、戦争への道を進んでいることを系統立てて説明してくれる企画を期待します。
  • ●戦争につながらないことを祈ります。大空襲の体験をしています。とにかく戦争はダメです。
  • ●憲法9条こそが最高の抑止力だと考えています。この考え方を世界に発信して、日本が70年平和だった根幹だとアピールすべきと考えます。
  • ●大反対です。志葉さんがおっしゃったように積極的平和主義とは、平和を維持するために努力することで、戦争を行使することではありません!
  • ●若者が選挙に興味を持つための企画があればぜひ参加したいです。
  • ●個別的自衛権という言葉は知らなかったので少し調べてみようと思った。
  • ●まずは今日学んだことを少しでも回りに広めることと、自分も歴史や情勢についてしっかりと学ぶことが必要だと思いました。法整備を許してはいけないと思いました。

シンポジウム動画

  タイトル 日時 場所 内容


食い止めよう!
労働時間の規制破壊
やめさせよう!
ブラック な働かせ方
2014年10月25日
※終了しました。
主婦会館プラザエフ
7階カトレア
【第1部】
労働法制規制緩和の現状と今後の課題
(報告:弁護士 菅俊治)
【第2部】
シンポジウム
  • (パネリスト)
    中原のり子さん(東京過労死を考える家族の会)
    大利英昭さん(都庁職病院支部書記長)
    弁護士 今泉義竜

開催レポート



集団的自衛権で
日本はどうなる?
―現代の戦争から考える
私たちの未来―
2015年2月7日
※終了しました。
主婦会館プラザエフ
7階カトレア
【第1部】
現代の戦争の実態~ガザを取材して~
(報告:ジャーナリスト 志葉玲さん)
【第2部】
集団的自衛権をめぐる緊迫した情勢と対抗運動
~いまわたしたちが取り組むべき課題~
(報告:弁護士 坂本雅弥/弁護士 大竹寿幸)

開催レポート



非正規雇用
~もう無権利のままにはしない!~
2015年6月16日
※終了しました。
日比谷コンベンション
ホール(日比谷図書文化館内)
非正規雇用労働者のたたかいの現状と今後の取り組みについて交流し、実務もあわせて紹介します。
(報告:弁護士 青龍美和子/弁護士 中川勝之)

開催レポート



国と企業の責任を問い続ける
~原発・アスベスト~
2015年10月31日
※終了しました。
主婦会館プラザエフ
9階すずらん
福島原発被害やアスベスト被害に対する取り組みや訴訟の現状と今後など、現代にはこれまで考えられなかった新しい問題が提起されます。こうした問題への取り組みと実務を紹介します。
(報告:弁護士 本田伊孝/弁護士 青龍美和子/弁護士 長谷川悠美)

開催レポート



男女平等社会の
実現を目指して
2015年11月18日
※終了しました。
主婦会館プラザエフ
地下2階クラルテ
非正規雇用、ダブル・トリプルワーク、離婚、DV、子ども、生活保護といった女性の視点から様々にあらわれる問題をどうとらえるか。そこに関わる実務も紹介します。
(報告:弁護士 今野久子/弁護士 岸松江/弁護士 長谷川悠美)

開催レポート

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